「一期一会」って本当に大切ナンデス。
何となく「一期一会」ってなんとなく大切なことだとわかっていますが、漠然と
でなくこう考えてみたらもっと実感できるのでは?
日本で誰かとだれかが出会う確率は?
『0.00000000000000006%』
人との出会いって、なんでもない事として過ごしているけど一人ひとりが
「奇跡」のようにめぐり合っているんだと考えると、とても素敵に感じます。
今あなたが話している誰かと会えた事は奇跡。
誰かと友人となれた事も奇跡。
嫌いな人と会ってしまった事も奇跡。
あなたが好きな人と会えた事も奇跡。
あなたの恋人と巡り会えた事も奇跡。
こんな風に思うと、
今あなたの周りに居る人は全員大切なものになりませんか?
どんな出会いも奇跡なんです。
まさに「一期一会」なんですね。
一生に一度限りであること。」と書いてありますね。語源は茶の湯の言葉で千利休が説いた心得にあるといわれています。
出逢う人とは必ず別れる時がきて、今後もう二度と逢えないかもしれない。
彼は、自身の著書『茶湯一会集』にてこのように、述べているそうです。
今日の会にふたたびかへらざる事を思へば、実に我一世一度の会なり、去るにより、
主人は万事に心を配り、いささかも粗末なきやう 〔中略〕 実意を以て交わるべきなり、
是を一期一会といふ」
その日ただ一度のこと。
つまり現在に当てはめると、
一瞬は「一期一会」である。
相手を思いやり、出逢えたことに感謝をしなさい。
というような意味になると思います。
普段私たちは近所の人とか仕事仲間とか同じ人に何度も出逢っていますが、
よくよく考えてみると、その時その時の出逢いは一度だけで、2度と同じ機会
が戻ってくることはないという意味合いになるかと思います。
何度出逢いを重ねても、やはり毎回が「一期一会」なんですね。
奇しくも中学校卒業式の寄せ書きに自身書いた、「その日その時を大切に」と
いうことばが思い出されます。
「今を楽しみ今を生きる!会話を楽しむ!充実した人生也や」
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