目次
◆おぼえてきたい首のいぼの種類
アクロコルドンは主に首にできるいぼですが腋(わき)や鼠径部(そけいぶ)にも発生します。
特に皮膚が柔らかい場所に多発し、いぼも柔らかく感じます。 色は肌色で2ミリ~3ミリ程度の小さないぼです。
加齢とともに発症が増え、女性や肥満の方に発症することが多いと言われています。
●アクロコルドンの原因
いぼは一般的に、ウィルス感染が原因のものと非感染のものがありますが、首にできるアクロコルドンは非感染性です。
発症する原因ははっきりと解明されていませんが、皮膚が柔らかい場所に多発する、中年以降の女性に発症が目立つ、 30代から次第に発症の確率が高くなるなどの特徴があります。
●アクロコルドンは悪性腫瘍ではありません。
皮膚の良性腫瘍なので過度に心配することはありません。
しかし衣類で摩擦を起こしたり、アクセサリーをひっかけたりすると炎症が生じるので注意が必要です。
また女性の方には、見た目がとても気になる方もいらっしゃいますよね!?
そういう点では、医師との相談の上、治療も検討してはいかがでしょうか?
そのまま、放置しておくと加齢などにより、肌のターンオーバーが正常に働かず、見た目がますます悪くなるので、セルフケア で毎日の肌ケアが大切です。
●アクロコルドンの特徴
アクロコルドンは首にできる他のいぼに比べると、極めて小さいことが特徴です。
表面の盛り上がりはなく、肌色もしくは褐色です。
中年以降の高齢の女性や肥満の方に多発します。
●アクロコルドンの治療
アクロコルドンは皮膚の良性腫瘍なので、特に治療を施さなくても問題ない腫瘍です。
しかし刺激を与えて炎症が起きてしまった場合や、美容面を考えて見た目が気になるようであれば適切な治療を行います。
専門医とご相談のうえ、治療法を決めてください。
●アクロコルドンの治療は主に次の3種類の方法から選択することができます。
●凍結療法
凍結療法は液体窒素を用いていぼを凍結(腐食)させます。
液体窒素は-200℃の超低温の為、いぼを一気に凍結させることが可能です。
専用のピンセットや綿棒を使用して、ひとつひとつ摘むように凍結していきます。
治療を施したいぼはおよそ1~2週間で自然にかさぶたになり消えていきます。
●手術
アクロコルドンの手術はとても簡単で、局所麻酔を施し、ハサミや高周波メスなどでひとつひとついぼを切除します。
術後は傷になっているので軟膏を使用し治療していきます。
赤みが出ますが次第に消えていきます。
●レーザー治療
レーザー治療では炭酸ガスレーザーを用います。
いぼを瞬間的に焼き切ります。数が多い場合には数日に分けて施術します。
*いずれの治療法もメリット・デメリットがあり、さらに保険が適用するかしないかの違いもあるので、専門のドクターに相談し、 症状と予算に合わせた治療方法を進めていくことが大切です。
脇の下や首、胸など皮膚が柔らかい場所に多くでき、老化により数が増えたり大きくなったり変化します。
一種の老化現象のひとつといえますが、そのメカニズムは詳しく解明されていない部分もあります。
早ければ20代くらいからできはじめますが、30代や40代など中高年以降に現われることが多い ようです。
元々の体質なども関係していると考えられ、発生する年齢は人によってまちまちです。
また、中年以降の人は誰でも1つや2つはあるもので、高齢者になるほど発生率も上がってきます。
色は肌色から茶褐色なものまであり、大きさは1mm~3mm程度です。
これ以上大きくなると呼ばれ方が変わることがあります。
一般的には小さなイボをスキンタッグと呼んで区別しています。
*スキンタッグは良性の腫瘍のため放置しても問題はありません。
このイボが悪性化したという症例も無いため特に心配することはないでしょう。
ただし見た目の問題や、放置するとネックレスなどに引っかかるというトラブルは起こります。
特に女性の場合は顔や首など目立つ箇所にできると、外見上あまり良くないため取り除きたいと考える方も多いでしょう。
首にできると衣類の摩擦で邪魔に感じることもあるため、取り除く方も多くいます。
また、スキンタッグは年齢を重ねるごとに数が増えたり、イボが大きくなるという特徴を持っています。
このことから気になる方は皮膚科にて早めに取ってもらう治療を行ったほうが良いでしょう。
あまり大きくなりすぎると治療方法も面倒となり、傷跡が残りやすくなるため避けるのが無難です。
●出来てしまう原因
*スキンタッグは詳しいメカニズムは良くわかっていません。
ただし、中高年になると発生しやすく、更に年齢を重ねるごとに数が増えたり発症数も増えることから、加齢による皮膚疾患 のひとつだと考えられています。
直接的な原因はいろいろ考えられます。
首や顔など紫外線に多く当たる箇所は、太陽の光に多く当たることで皮膚がダメージを負います。
日頃から屋外にいることが多い方、スポーツなどで紫外線を浴びる機会がある方は注意しましょう。
(私は、30代に数日炎天下での作業を行った時に、ろくに首の汗をふきとる暇もなかった日があり、それ以降徐々にポツポツが出来始めました。)
また、肥満者などにも良く見られることから、皮膚の刺激も原因のひとつだと考えられています。
脇の下や胸など皮膚が柔らかく摩擦が多い箇所では、皮膚に何らかの刺激が起きてそれが老化をもたらすことがあります。
●できやすい場所
スキンタッグは首や脇の下、胸、お尻などにできやすいとされています。
首や顔にもできるのですが、特に皮膚の摩擦が多い 箇所に発生します。
筆者は、首に多数、胸にもいくつか、脇にもいくつかできました。 30代のころ何時間も汗ばむ仕事をした時があり、汗よごれも拭けない状況が続き、その時の肌荒れがダメージになったと 記憶しています。
人によって様々ですが、何らかの原因によって皮膚の細胞が異常増殖し、皮膚の一部が盛り上がったようになります。
最初はシミのような茶褐色だったものが、次第に変化して突起状になったらこのイボを疑います。
よく気になる箇所は首筋のイボでしょう。 1mm~3mm程度でシミのような色をしており、やや盛り上がっているため、見た目的にも問題が出たり突起が問題となったりします。
首以外にもまぶたなど目立つ箇所にも発生します。
首に一度できると衣類やネックレスの摩擦で数が増える傾向があるため、対策をするのが一番です。
脇の下などは対処しにくいのですが、皮膚が露出している部分ならできるだけ刺激を避けることはできるでしょう。
●痛みやかゆみ
基本的にスキンタッグは数mm程度の小さなものを指しています。
スキンタッグは痛みや痒みなど特徴的な症状はありません。
少し盛り上がった部分が擦れたり、ネックレスに引っかかるなどで炎症が起きれば、痛みを感じることはあります。
基本的には無症状で見た目以外に問題となることは無いでしょう。
年齢と共にイボが成長し突起してくることがありますが、指でつまんでもあまり痛みを感じません。
皮膚の表面の一部が盛り上がっただけのため、万が一何かの拍子にイボが取れてもそれ程痛みがないといわれてます。
実際に治療する際もハサミでチョキンと切るのみの簡単な方法が利用されており、その際にも痛みを感じない方もいれば、筆者のように”激痛”のためセルフで切るのはあきらめた方も多くいるかもしれません。
また、鼠蹊部など摩擦が大きい箇所だと大きさによっては多少邪魔に感じてしまうことはあるかもしれません。
●大きくなることもあるの?
スキンタッグは大きく成長することがあります。
特に多く見られるのは1つが成長するというよりは、数が多く発生するタイプですが、稀に摩擦が大きい箇所では1cm以上にまで 大きくなることがあります。
1mm程度の小さなものをアクロコルドン、2mm~3mm程度になるとスキンタッグ、それ以上に成長し1cm以上になったものは 軟性繊維腫と呼ばれています。
直接的な原因は一緒ですが、大きさによって区別しているのみです。
更に成長して皮膚から垂れ下がると、懸垂性繊維腫という名前に変わります。
良性のイボなら年齢と共に大きくなっても問題はありません。
ただし短期間の内に巨大に成長するようなら悪性化も疑わなければなりません。
悪性のガンは最初は見た目だけでは判断しにくく、急に大きくなるようなら注意しましょう。
脂漏性角化症
皮膚の良性腫瘍のひとつである脂漏性角化症(しろうせいかっかしょう)は、「老人性いぼ」「老人性疣贅(ろうじんせいゆうぜい)」 とも呼ばれます。
早ければ20~30代の若い頃から出現し、加齢と共に増えていきます。
高齢者にできる脂漏性角化症ですが、これは若い人にも出来る可能性があります。
紫外線による刺激と肌の新陳代謝不足によって起こる症状であるために、若ければ脂漏性角化症にはならないというわけでは ありません。
では、この脂漏性角化症ができる原因はどこにあるのでしょうか。
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●脂漏性角化症(老人性いぼ)の原因とメカニズム
脂漏性角化症は皮膚の老化現象のひとつであり、80歳以上の高齢者ではほとんどの方に見られると言われています。
その大きな原因は、紫外線の影響によるもの。
紫外線を浴びると、皮膚の一番上にある表皮でメラニン色素が作られ、その下の真皮まで紫外線が届かないようブロックします。
このメラニンはターンオーバー(お肌の新陳代謝)によって皮膚表面に押し上げられ、角質と共に垢として排出されます。
ところが加齢によってお肌の新陳代謝が衰えたり長年に渡り紫外線を浴び続けることで、排除しきれないメラニンが少しずつ蓄積 してシミとなって残ってしまいます。
このような紫外線の影響によるシミを「老人性色素斑」と呼び、何種類かあるシミのなかで最も多いタイプです。
脂漏性角化症ができるメカニズムも、この老人性色素斑と同様です。
老人性色素斑が盛り上がってきたり、表面がザラザラと硬くなったりなど変化して脂漏性角化症になるケースも多く見られます。
また、長期的な紫外線ダメージによって起こる光老化(紫外線による皮膚の老化現象)も原因のひとつ。
光老化によって皮膚はゴワゴワと厚く、色も濃くなり、これがシミやシワとなって現れます。
角質が厚くなって膨らんでいく脂漏性角化症も、この光老化の過程で起こると考えられています。
脂漏性角化症は60代になると80%もの多くの方にでき、80代ではほぼ100%もの方に見られます。
紫外線をたくさん浴びてきた方は40~50代からでき始めます。
また遺伝的な要因も関係すると言われており、20~30代の若い方の肌にも出現することがあります。
●脂漏性角化症(老人性いぼ)の予防法と対処法
脂漏性角化症に対処するためには、できるだけ早い時期から予防的なケアを行なうことが大切になります。
●紫外線対策
日焼け止め、日傘や帽子などを活用して、脂漏性角化症の原因となる紫外線をできるだけカットしましょう。
●スキンケア
肌が乾燥していると紫外線の刺激を退けるバリア機能が衰えてしまうため、保湿をしっかりと心掛けましょう。
さらにメラニンの生成を防ぐ美白化粧品を使ったり、血行を促進してターンオーバーを整える成分配合の化粧品を利用したりして、 シミの発生を予防することも大切です。
●生活習慣
お肌に悪影響を与えるタバコ、ストレス、睡眠不足などには十分注意。
お肌の健康状態を内側から整えるビタミンCやEなどの栄養素を食事やサプリメントで摂取するのも効果的です。
◆首イボのできる原因は?
原因として考えられるものとしては、加齢・老化、体質・ホルモンバランスの変化、皮膚の摩擦・皮脂腺異常、
汗よごれ・肌ケア不足、ウィルス感染など全てがあてはまります。
◆ウィルス性のイボは、早急な対処が必要
なかでも厄介なのが、「 ヒト乳頭腫ウィルス 」 と呼ばれるウィルスが、皮膚の小さな傷などに入り込んで感染し、 イボになってしまうというもの。
イボのウィルスは100種類を超えているので、感染経路を特定しにくく、いまだにどういった経緯で感染するのか 解明されていないのが実情です。
ウィルス性のイボなので、もちろん人にうつしてしまう事もあるし、自分自身の体でもイボを広げてしまう事があります。
感染経路が特定しづらいため、明確な予防方法も無いのですが、免疫力が著しく下がっている時などに出来やすかったりもするので、普段から健康を意識して免疫力UPを心がける事も大切です。
◆加齢によるイボ
首イボの原因として最も多いのが、加齢によるイボ!! 女性の場合、40代過ぎたあたりからポツポツと首イボが出来るようになるケースが多いです。 これは、毎日のセルフケアで改善できます。
◆皮膚の摩擦・皮脂腺異常
日焼け対策もろくにせずに、首を日光にさらしている場合も大きな要因の1つとなるでしょう、、、。
...加齢によるイボは、紫外線や乾燥、洋服などで肌に摩擦などのダメージを受ける事で出来ると言われています。
◆体質によるイボ
もともとイボが出来やすい体質の人もいます。
その場合、イボを取ってもまた出来てしまう事が多いです。 自己判断でいろいろやってしまうと、余計にイボが増えたり して悪化する事もあるので、きちんと病院で治療してもらう方がいいですね。
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