素敵情報局|時代に合った素敵な情報に特化した雑記サイトです。

素敵

愛知県大府市の図書館、貸出数「日本一」の素敵な理由(わけ)は?

愛知県大府市の図書館、貸出数「日本一」の素敵な理由(わけ)は?

おおぶ文化交流の杜(もり)図書館(大府市)の2015年度
の貸出冊数が同規模(人口6万~10万人)の全国180
自治体で1位となった。

日本図書館協会の「日本の図書館統計と名簿2016」で分かった。

人口1人当たりの貸出冊数も1位となるなど、背景には
使いやすい図書館を追求する様々な工夫があるようだ。

図書館は14年7月、旧中央図書館が移転新築して開館。
全国で500以上の公共図書館を運営する図書館流通
センター(TRC)が指定管理者となっている。
貸し出しエリアは1フロア約2700平方メートル。
高齢者や障害者、子どもも使いやすいように書棚は低めで
、車いすでも移動できるように通路は広く設定。


「子育て支援」「パソコン」などテーマ別の書棚も用意し、
利用者目線を徹底した。

自動貸し出し機や、開館中も使える自動返却ポスト、予約図書
のセルフ貸し出しコーナーも備え、本やCDなどはICチップで
管理している。
閉館日は年末年始などを除いて、月3回から第3月曜日だけに
減らし、作業の省力化とサービス向上の両立を図った。

[PR]

蔵書は約33万冊と決して多くはないが、貸出数は1日平均約
3600冊。
その95%で自動貸し出し機が使われる。
約30人の職員はイベントを企画するなど、より手厚い対応が
出来るようになった。
「子育て支援講座」「文章講座」などを年に数回開催。
夏の「子どもまつり」では職員が扮するヒーローショーも催す。
峯岸進館長(41)は「子どもたちが本と出会える場所にしたい」
と話す。

 

15年度の来館者数は旧中央図書館の12年度に比べ、1・8倍、
貸出数は2・4倍と急増。現在は市の人口約9万1千人に対し、
図書利用カード登録者は約4万5千人。
蔵書も年に約2万5千冊ずつ増やしている。

 

小学1年の双子の女の子と訪れた市内の能勢沙智香さん(29)は、
この図書館ができて週1回ほど利用するようになった。
「本が探しやすく、ソファで座って読める。親子で本を読む機会が
増えました」。
峯岸館長は「特定のヘビーユーザーだけでなく、みんなに使って
もらえる図書館にしたい」と意気込んでいる。(豊平森)

<ここまで朝日新聞デジタル版 2017年6月15日03時00分
記事より引用>

 

日本一になったのは、貸し出しの自由化で従来貸し出し業務
に人件費を投下していたコストを施設のリノベーション(キッズ
スペースの増設)やイベント強化費などに回せたことも原因で
しょうが、周辺住民の協力があってこそ。

 

イベントの告知などを、SNSで拡散させたり、口コミで広げたり
して図書館利用数を増やしているからに他ならない。

 

まさに地域活性化の“模範生”ですね?

とても素敵な取り組みだとおもいませんか?

 

コメントを残す




CAPTCHA


関連記事

%d人のブロガーが「いいね」をつけました。