もう十数年も前から、会社で目標を達成す
るための行動様式としてPDCAを習った方
は多いと思います。
P(プランを立てる、計画する)
D(ドウ:行動する)
C(どこまでできた のかチェックする)
A(アクション:*検証してからもう一度
計画を修正し、それに基づいた 行動
を起こす)
この方法を繰り返すことで、様々な問題
点が解決できるというものです。
そこに今は、F(フィードバック:ほか
の人の意見を聞いたり、吸収した
りすること) が加わりました。
これをPDCFAといいます。
人からテクニックを盗むという考え方は、
よく和食の技術や、お寿司屋さんの技術
が代表的ですが、これはビジネス全般に
いえることです。
指示待ち族でもなく、かといって技術を
盗むというほどではなく、わからないこと
は 知っている人に聞いて問題を解決し
ていくことで、作業の効率化が図れると
いう考え方なのかもしれません。
いずれにしても人をゆっくり育てていくと
いう考え方が廃れつつあります。
即戦力を求めながらも、なかなかそんな
人がいないという会社側からのジレンマ
も あるのかもしれませんし、自分の抱えて
いる仕事がほかの人だとおぼつかない位
になっているとうこともあるかもしれません。
要は耐え切れずに人がどんどん辞めて
いったとか、リストラとかいろんな理由が
あるのでしょうが、辞めていった人も大変
ですが、会社に残った人も辞めていった
人の分の補充がなかったり、素人に毛が
生えたような方しか配属されなかったり、
そんな環境下でも業績を求められている
のではないでしょうか?
会社の意識も、勤めている側の意識もここ
数年で相当変わった気がします。
会社の福利厚生もそこまでお金を回す
余裕がない、、、、。
今や飲食業界では、景気の拡大に伴い、
忙しすぎて耐え切れずに人が辞めていく
という 事態が起こっています。
ヤマト運輸が良い?例ですね?
経営者はもっと現場を見なくてはなりま
せんし、想定されるリスクももっと真摯に
考える べきでしょう。
この温度差をどのように埋めていくのか、
景気の回復基調の対策が後手後手に
ならないよう に設備投資や人材育成、
そして働きやすい職場環境の構築、
モチベーションがアップする ような
ユニークな企業色、本来経営者が行う
ことは数字を見つめることではありませ
んよね。
ですが現状は、経営者側の勇気のなさ
は、さびしい限りです。
言い換えれば、少ない賃金でも雇って
あげているという企業側のエゴなのかも
しれません。
片や、働く側にも何らかの問題はあるの
かもしれません。
いずれにしても雇用する側とされる側、
このような形態をとるスタイルの中では、
なかなか満足はできません。
中には副業を推進する会社もあるくらい
ですからね!?
一歩後ろに下がって自分の置かれている
環境を見直してみるということが重要 なの
ではないでしょうか?
ムーミンが生まれたフィンランドでは
珈琲が良く飲まれています。
くつろぐ時間は大切です。
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